レイキヒーリングって?
レイキヒーリングとは、日本発祥のヒーリングです。
現在では、世界中で親しまれるヒーリングであり、イギリスやドイツ、オーストラリアなどでは保険適用もされる民間療法です。
インド、オーストラリアでは国家資格にもなっています。
元々は、大正時代に臼井甕男という方が、悟りを求めて断食修行の為に入山した京都の鞍馬山で発祥したものなので、日本生まれのヒーリングです。
霊氣とレイキの違いは?
レイキは漢字では「霊氣」と書きます。
レイキとカタカナで書くものは、世界へ広がった霊氣が、少しずつ形を変えて、日本へ逆輸入で返ってきているものを言います。
戦前は、日本でも、多くの方に親しまれていた霊氣ですが、戦後、民間療法を禁止する動きがあり、一旦、日本では霊氣療法は廃れました。
しかし、ハワイ出身の高田はわよ女史が、戦前に、自らの病気治療の為に日本で霊氣療法を学び、それをハワイへ帰国後、人々に広め、それが世界へ広がったことから「レイキヒーリング 」は世界中で親しまれるヒーリングへと成長しました。
現在、レイキヒーリング と言っても、沢山の種類があります。
そのどれも、元を辿れば臼井甕男先生の伝えられた「臼井霊氣療法学会」から派生したものです。
ですから「霊氣」も「レイキ」もソースは同じであり、扱うエネルギーも同じです。
ただ、団体ごとに大切にすることが違うので、細かい部分の違いがあり、自分に合ったものはどれかを吟味する必要があります。
霊氣という漢字について
霊氣という漢字には「霊」という文字が含まれることから
幽界などを連想する方も少なくありません。
しかし、霊氣療法で扱うエネルギーは、幽霊などとは一切関係のないものです。
「霊」の本来の形は「靈」
巫女が口を開いて雨を受け取っている姿を象徴化しています。
「雨」は「豊穣」をもたらすものとして昔から大切にされています。
この形は、巫女が、天からのメッセージを受け取っていることを表しています。
天から降りて来た清らかな玉を人、物、事が受け取る口です。
それを受け取るのは、天地を繋ぐシャーマンの役割の巫(みこ)であり、受け取っているものは、神、自然界、天(あめ)の見えない力がものに宿る命の実体(エネルギー)を表します。
つまり靈とは本来、宇宙や大自然の高次のメッセージである自然エネルギーを表すのです。
そして「氣」という文字もエネルギーを指し
「元気」
「病気」
「気にする」
という使い方をしています。
現在、一般的に使われている感じは「気」ですが、この形になったのは戦後のこと。
元々の形は「氣」です。
「気」と「氣」
実は全くエネルギーの性質が違います。
違いは米と〆です。
「米」は末広がりで、八方に広がることを意味し、エネルギーを外に向かって放出している様子を表します。
かたや、「〆」の方はというと、逆にエネルギーを内側に押さえ込んていることになります。
同じ音なのに、全く逆の意味合いを持ってしまっています。
ですので、レイキを漢字で書く時は「霊氣」もしくは「靈氣」と書く方が、本来のエネルギーを発することが出来ます。
以上のことから「霊氣」とは、自然エネルギーを受け取り、放出していくことを意味します。
宇宙からあまねく注がれているエネルギーを受け取り、自らの体を通して放出していくことで「癒し」が起こります。
宇宙から注がれているエネルギーは、魂レベルに働きかけるので、身体の癒しだけでなく、自らが忘れてしまっていた叡智を思い出すことにも繋がるので、レイキヒーリングは
「本来の自分に戻るヒーリング」
とも言われています。
霊氣の効果
国によっては保険適用になるほど、レイキヒーリングの効果は世界中で認められています。
具体的に、どんなことに効果があるかというと
・怪我の治癒が早い
・解熱や鎮痛が早い
・トラウマが解消される
・本来の自分のやりたかったことを思い出す
などなど。
言い出したらキリがありません。
私自身も、何度も、レイキの効果を感じる出来事を体験しています。
霊氣を学ぶこと
レイキヒーリングというと「手当てヒーリング」だと思われる方も多いと思います。
しかし、レイキヒーリングを学ぶということは単なる「手当て療法」を学ぶのではありません。
少なくとも、私はそう解釈しています。
なぜなら、臼井先生がこの療法の原型のエネルギーを受け取った背景が
「悟りの境地を求めて修行されていた」
ということがあるからです。
もし、悟れなかったら、死をも覚悟し入山された臼井先生は修行21日目に稲妻に打たれたような衝撃を受け、気を失い、再び目を覚ました時に、身体中にみなぎるエネルギー・生氣を感じ、そして、今まで感じたことのない喜びに溢れ
「宇宙即我」(宇宙と一体である)
という境地に辿り着かれました。
このことから、レイキとは臼井先生が「悟りを求めている中で得たエネルギー」と言えます。
ですから、レイキヒーリングは本来、学べば学ぶほど、真理に近づき、悟りへ近くものだと考えます。
レイキへの理解が深まり、学びを深めていくと、日本古来より大切にされてきた叡智に触れることが出来るのです。
まとめ
レイキヒーリングは、誰でも出来る極めて簡単なヒーリングです。
しかし、その真髄は、深堀りしないと知り得ない部分でもあります。
レイキを学ぶことは「在り方」「生き方」を学ぶこと。
現在、数多くのレイキクラスが開催されていて、沢山のレイキヒーラーが生まれていますが、使いこなせず、宝の持ち腐れになっている方もいらっしゃいます。
学べば学ぶほど、実は奥深く面白いレイキ。
もし「学んだけど使えてない」という方は、もう一度、学び直されると新しい発見があるかもしれません。